世界株式 vs 日本株式|新NISA時代に選ぶならどっち?パフォーマンス徹底比較 ♯227

世界株式インデックスが大人気な理由

2024年1月にスタートした新NISA以降、運用先として「世界株式インデックス投信」を選ぶ人がぐっと増えました。けれど、本当にそのパフォーマンスは噂どおりなのでしょうか?実際の値動きデータをもとに検証してみたいと思います。

なお、世界株式投信の基準価額は円表示で示されるものの、中身は外貨資産。為替リスクが潜んでいる点はあらかじめ押さえておきたいところです。

2年間の値動きを指数化して比べてみた

2024年1月を100とした場合、2026年1月時点では世界株式投信が約159、日本株式投信が約145という結果に。世界的な株高と円安を追い風に、世界株式に軍配が上がりました。

とはいえ差は圧倒的とまでは言えず、計測の起点をずらせば近い水準にも見えてきます。長期保有を前提とする新NISA運用では、世界株式の安定感がじわりと効いてきそうです。

世界株式の強みは「隠れた円安メリット」と分散効果

世界中の株式に幅広く投資するスタイルは、ある国の停滞局面でも他国の成長で穴埋めできるのが魅力。さらに円安が進む場面では、為替差益という追い風も受けられます。日本株が足踏みする時期でも、なだらかな右肩上がりを描けているのがその証拠です。

日本株式にも見逃せない魅力アリ

一方で日本株式投信が輝くのは、相場が大きく戻すタイミング。2025年4月のトランプ関税ショック後の反発局面では、世界株式を上回る上昇を見せました。これは運用理論で言うところの「ハイベータ」、つまり相場変動に敏感に反応する性質によるもの。上昇トレンドに乗ったときの瞬発力は侮れません。

ただし最近の日経平均は前日比1,000円安・翌週500円高というジェットコースター的な動きも珍しくなく、高速取引や海外マネーの影響で投機色が強まっている印象も否めません。

結論|どちらが「正解」?

「インデックスならボラティリティが均される」というかつての常識は、もはや過去のもの。日本一国に集中するより、世界全体に資産を散らすほうが、ブレを抑えやすい時代になってきました。

ただし世界株式投信の中には米国株比率が高く、思ったほど分散効果が効いていない商品もあります。商品選びの際は中身の構成までしっかりチェックしておくのがおすすめですよ。

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