賃貸物件を探す時に、だいたいついてくるのが「敷金」です。
借主が入居する際に貸主へ預けて、退去時にクリーニング代に充当するものです。
通常は賃料の1か月分、ファミリータイプだと2ヶ月預かるケースもあります。
契約期間に関わらず、預けても利息は付きません。
クリーニング代や借主負担分を差し引いて、残金がある場合は返金となりますが、
足りない場合は追加で入金する必要があります。
通常通り使っている分には問題ないですが、室内で喫煙したり壁に穴をあけたり
借主に過失がある場合、請求されます。
壁紙(クロス)の貼替は1㎡あたり1,000円前後のため、6帖のお部屋を全部貼り替えると
3万円前後です。広めのリビングや廊下など、専有部分全体の貼替となると10万円以上かかる
こともあります。喫煙はなるべく避けましょう。
また、稀に家賃滞納があった際に充当するケースもあります。これは貸主側に権利があり
借主側が主張することはできません。
ここ最近は初期費用を下げるために「敷金0」で募集している物件も増えていますが、その場合は
契約金の中に「退去時のクリーニング代」が入ってきます。敷金もなくクリーニング代も預かっていないと
万が一、夜逃げなどがあった場合に貸主側が負担することになるからです。
敷金0だからといって初期費用が安くなるわけではないので、あらかじめご了承くださいね!
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