新年度を迎えるタイミングで、家計を整理し直す人は少なくないでしょう。
毎月の固定費や食費は把握できていても、不定期に発生する大きめの出費には
意外と無防備だったりするものです。
たとえば自動車税・固定資産税といった税金関連、車検や冠婚葬祭、帰省やレジャーなど——
こうした「特別費」は忘れた頃にやってきて、家計を一気に揺さぶります。
慌てて貯蓄を取り崩す……という経験がある方もいるのではないでしょうか。
「お金の年間カレンダー」で出費を”見える化”しよう
おすすめしたいのが、1年分の特別費をカレンダー形式で書き出す方法です。
手帳でもExcelでもアプリでも構いません。過去1年の通帳やレシートを振り返りながら、
「何月に・いくら必要か」をリストにしていきます。
このとき、支払い時期が動かせないもの(税金・車検など)と、調整がきくもの
(交際費・レジャーなど)を分けて記載するのがコツ。優先順位が明確になり、
やりくりの余地も見えてきます。
たとえば4人家族・持ち家・車ありの家庭をモデルにすると、お年玉やお中元、
帰省費用、固定資産税の分納など、年間で60万円前後の特別費が発生するケースも
珍しくありません。
毎月コツコツ積み立てるのが最強の備え
年間の特別費が60万円なら、月々5万円を別口座に積み立てておくだけで
十分カバーできます。生活費と混ざらないよう、専用の口座を用意するか、
銀行の目的別貯蓄機能を活用すると管理がラクです。
さらに、年末には実際の支出とカレンダーの予定額を照らし合わせ、差が大きければ
翌年の計画を修正しましょう。この振り返りのサイクルを回すことで、特別費への
対応力は年々高まっていきます。
「突然の出費」を「予定された支出」に変えるだけで、お金に対する漠然とした不安は
驚くほど軽くなるはずです。

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