火災保険料について(賃貸借契約の初期費用) #10

 初期費用の中に「火災保険料」というものがあります。

賃貸借契約は2年が一般的でその期間中、専有部分で損害が出た場合に、金銭面で対応できるよう

かける保険になります。

単身者ですと15,000円/2年、2人入居だと20,000円/2年、ファミリーだと25,000円/2年が

相場となっています。

こちらは必須なので省くことはできませんが、稀に別の会社の保険に加入してもいいという

管理会社もあるので、契約する時は確認してみましょう。

室内の家財(テレビ・パソコン等)火事や雨漏れ等で被害が出た場合に、保険対応が可能な場合が

ありますが、通常は警察に事故の受付をしてもらって、その後保険会社で認定された場合に

保険が下りるので、なんでも対象になるわけではありません。

空き巣被害に関して、施錠していない部分から侵入された場合も保険対象外となることが多いです。

専有部分以外にも、2つの賠償保険がセットになっていることが多くあります。

①借家人賠償保険

②個人賠償保険

双方ともに故意・過失が無い場合に適用されます。

①は貸主に対する保険で、壁に穴を開けたり漏水事故を起こした場合などが多い事象です。

②第3者に被害を与えた場合に備えるもので、ベランダから物を落として何かにぶつかったり、

 自転車で接触事故を起こしたり、室内でない場所でも適用されることがあります。

極力、保険対応が無いように生活していきましょう。

 ちなみに「掛け捨て」と「解約返戻金」に2種類があり、後者が多いかもしれません。

退去時時は保険の解約手続きも忘れずに行いましょう。

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