賃貸物件の仲介は2種類あり、募集図面に取引態様が記載されています。
一つは管理会社が仲介する「専任媒介」、もう一つは他社が仲介する「仲介or媒介」です。
専任媒介は、自分たちが管理している空室のご紹介で内容も把握しているので説明には問題ありませんが、
他社物件の空室をご案内する場合は」、図面に記載のあること、現地確認して分かること、双方確認しないと
分からないこと、など入居希望者に対して説明が漏れてしまうことがあります。
私が経験した中で、困ったことは以下の通りです。
●賃料と共益費以外に、毎月かかるものや初回負担になるものを説明していなかった
●必要書類のご案内が不足していた
●契約手続きの場所を間違えた
●鍵を渡すタイミングが特殊で、当日渡すことができなかった
●同居人へ心理的瑕疵の詳細をお伝えできていなかった
●入居後の連絡先を誤ってお伝えした
仲介経験のある方は、他にも「やらかし」があると思います。
たまにこちらから確認しても、管理会社が教えてくれないケースや伝達ミスが挙げられます。
過去の失敗経験を糧に、これから仲介する際は注意しながら行っていますし、後輩社員への指導の際に
過去のエピソードを添えて説明し、ミスを未然に防ぐようにしています。
部屋探しの際、募集図面に「仲介or媒介」と記載があったら念のため注意しましょう!
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