ひとり暮らしの最期に備える――今から始める終活のポイント ♯175

独身世帯やDINKsにとって、50代は「終活」を意識し始める大切な節目です。

年齢を重ねるにつれ、頼れる家族や友人が減り、社会的に孤立するリスクは

誰にでも起こり得ます。

2024年の警察庁データでは、警察が取り扱った死亡者約20万4千人のうち、

一人暮らしで自宅で息を引き取った方は約7万6千人にのぼりました。

発見までの期間を見ると、当日・翌日が約4割である一方、1週間以上経過してから

見つかったケースも2万人超。発見が遅れれば遺体の損傷が進み、住居の原状回復が

極めて難しくなるだけでなく、近隣や行政、不動産関係者など多方面に影響が及びます。

自分らしい最期を迎え、周囲への負担を最小限にするためにも、早めの備えが欠かせません。

元気なうちに押さえたい2つの準備

①身元保証人の確保
入院や施設入所の際には身元保証人・引受人が求められます。

頼める相手が見つからない場合は、成年後見制度の活用を検討しましょう。

判断能力があるうちに自分で後見人を指定できる「任意後見」と、裁判所が選任する

「法定後見」の2種類があり、それぞれ対象者や権限の範囲が異なります。

地域包括支援センターや社会福祉協議会へ早めに相談しておくと安心です。

②身辺整理とエンディングノートの作成
遺品整理には想像以上の費用と労力がかかります。持ち物を計画的に減らしつつ、

財産・連絡先・希望する葬儀形式などをエンディングノートや遺言書にまとめておけば、

残された方の負担を大幅に軽減できるでしょう。

「まだ先の話」と思いがちですが、心身ともに余裕のある今こそ、終活の第一歩を

踏み出してみてはいかがでしょうか。

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