思いやり(成長のために) ♯67

 前回、ミスやリカバリーについて書きました。今回は逆にそのミスによって損害を受けた側の

立場の解説をします。

 仕事上でも相手方がミスをして、業務が進まないことがよくあります。急いでいる時などは

本当に困ってしまうことも過去にたくさんありました。

 そういう時に出る表情や言葉というのは、その人の本質を表していると言っていいでしょう。

人によっては憤慨し、厳しい言葉を浴びせる人もいるでしょう。私も激しい叱責を受けたことも

何度もあります。そのような失敗を繰り返していくと、神経も図太くなり動じなくなります。

また相手方がミスをしたときにやさしく声掛けすることも大事だと思います。

新人がミスをした時 → 「よくあるよね~、これからは落ち着いてやってみよう」

同僚がミスをした時 → 「私も同じこと(ミス)やったことある、次はここを気を付けた方がいいよ」

待ち合わせに遅れた時 → 「大丈夫です、私もさっき着いたばかりなので少し近所を散歩してみます」

書類の書き損じがあった時 → 「他にも用紙があるので、練習だったと思って再度お願いします」

 このように相手を責めるのではなく、おへその向きを同じ方向に向けて、共感をしながら

矯正していく方向に話すことで、相手もお咎めを受けることなく萎縮せず成長できると思うので

そのあたりは日々気を配りながら接するようにしています。

 ミスは糧として、成長に欠かせないものだという認識を持つことが重要です。

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