ファイナンシャルプランナー(関連資格) #51

 不動産関連と相性が良いのが「ファイナンシャルプランナー」です。 

宅建の重要事項説明書や弁護士・税理士の業務などの独占業務は特に無いのですが、

宅建とのダブルライセンスで効果を発揮すると言われています。

一口にファイナンシャルプランナーと言っても、資格を持たない者でも名乗れますし

相談業務を行う場合は持っておいた方が優位です。

ちなみに資格は国家資格3つと民間資格2つに分かれます。

【国家資格】

3級ファイナンシャルプランナー技能士

2級ファイナンシャルプランナー技能士

1級ファイナンシャルプランナー技能士

【民間資格】

AFP

CFPⓇ認定者

国家資格は1級が一番難易度が高く、3級は比較的簡単に取ることができます。

AFPは2級取得後に、提案書など提出して日本FP協会が合格と判断すれば認定されます。

最上級のCFPⓇ認定者は6科目すべてに合格した後、所定の認定手続きが完了すれば、

認定となります。1級と同等の問題のためかなり難易度が高く500~1000時間は勉強する

必要があるかと思います。

1級の学科と実技のうち、学科については恐ろしく難易度が高く、2級レベルの受験者が

一生懸命受けても10%を切る合格率の時があります。裏技ではありませんが、CFPⓇ認定者は

その学科をパスすることができるため、1級を取りたい方はまずCFPⓇ認定者になること

を目標とした方が良いかもしれません。

 ちなみにCFPⓇ認定者は2023年12月末時点で日本国内に26,000人程度しかおらず、全人口の

0.0002%の割合です。(10000人に2人といえば分かりやすいと思います)

資格は掛け算なので《CFPⓇ認定者×宅建士×1級FP技能士》など、所有資格が多いほど

希少価値が高まり、専門性を発揮できると思います。

 私も2023年12月で全6科目の合格を果たし、2024年3月1日付で日本FP協会より、

《CFPⓇ認定者》として認められました。専用のバッヂが届いたときはとても嬉しかった

のを思い出します。これからは専門家の立場として、関わる方へより良い提案ができるよう

常に情報収集しながらブラッシュアップしていこうと思います。

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