不動産関連と相性が良いのが「ファイナンシャルプランナー」です。
宅建の重要事項説明書や弁護士・税理士の業務などの独占業務は特に無いのですが、
宅建とのダブルライセンスで効果を発揮すると言われています。
一口にファイナンシャルプランナーと言っても、資格を持たない者でも名乗れますし
相談業務を行う場合は持っておいた方が優位です。
ちなみに資格は国家資格3つと民間資格2つに分かれます。
【国家資格】
3級ファイナンシャルプランナー技能士
2級ファイナンシャルプランナー技能士
1級ファイナンシャルプランナー技能士
【民間資格】
AFP
CFPⓇ認定者
国家資格は1級が一番難易度が高く、3級は比較的簡単に取ることができます。
AFPは2級取得後に、提案書など提出して日本FP協会が合格と判断すれば認定されます。
最上級のCFPⓇ認定者は6科目すべてに合格した後、所定の認定手続きが完了すれば、
認定となります。1級と同等の問題のためかなり難易度が高く500~1000時間は勉強する
必要があるかと思います。
1級の学科と実技のうち、学科については恐ろしく難易度が高く、2級レベルの受験者が
一生懸命受けても10%を切る合格率の時があります。裏技ではありませんが、CFPⓇ認定者は
その学科をパスすることができるため、1級を取りたい方はまずCFPⓇ認定者になること
を目標とした方が良いかもしれません。
ちなみにCFPⓇ認定者は2023年12月末時点で日本国内に26,000人程度しかおらず、全人口の
0.0002%の割合です。(10000人に2人といえば分かりやすいと思います)
資格は掛け算なので《CFPⓇ認定者×宅建士×1級FP技能士》など、所有資格が多いほど
希少価値が高まり、専門性を発揮できると思います。
私も2023年12月で全6科目の合格を果たし、2024年3月1日付で日本FP協会より、
《CFPⓇ認定者》として認められました。専用のバッヂが届いたときはとても嬉しかった
のを思い出します。これからは専門家の立場として、関わる方へより良い提案ができるよう
常に情報収集しながらブラッシュアップしていこうと思います。
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